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奏玲通信2018  初春号

 奏玲治療室では奇数月に奏玲通信というA42枚の新聞を発行しています。2005年に発行をはじめてもう10年以上になります。

 一枚目は室長の健康アドバイス、2枚目は盲導犬レノと猫のふわふわちゃんのことが主な記事で、なかなか好評(笑)なんです。

 HP上ではこちらの号からになりますが、治療室ではバックナンバーがご覧いただけます。

 

室長の健康アドバイス
「無駄な力を抜いて本来の力を引き出す」

 力を入れて体を簡単にできますが、意識的に力を抜いてリラックスさせることは案外とむずかしいものです。心と体が常に緊張していると体調を崩しやすくなります。肩こりや頭痛はもとより、冷え・のぼせ・めまい・不眠・イライラ・気分の落ち込み・不安感なども心と体の緊張がもととなっている場合が多いものです。無為自然を説いた老子は次のように述べました。

 ~~生き物は生きている時は柔らかくもろいが、死ぬと枯れて硬くなる。だから硬く強いものは死の仲間であり、柔らかく弱いものは命の仲間である~~

 肩こりなど体が硬いのは体を流れている「気」が滞っている状態です。気分の落ち込み・イライラ・不安感なども、気の流れが滞って心が凝り固まっている状態と言えるでしょう。心と体が柔軟になると気は流れてゆきます。でも、緊張しないようにと意識すればするほど、筋肉は更に硬くなり気の流れが滞ってしまうのです。意図的に行おうとすることが邪魔になるのです。あれこれ考えることをあきらめた時、筋肉は緩み気が流れはじめます。

 大昔の人がなぜ無病で健康だったのかということについて、中国の医学書には次のように記されています。

 ~~人々は働きすぎず、疲れ切ってしまうことはなく、気の流れに従って順調な生活をしていました。欲するものはその人に見合う範囲内なので、全ての望みは叶えられ、食べたものをおいしく思い、自分の衣服を心地よく思い、習わしを楽しみ、地位の高低をうらやむことのない純朴な心を皆持っていました。ですから、みだらな邪説や誘惑に心を奪われることもなく、何が起きても恐れおののくことはありませんでした。これが無病息災への道なのです。だから皆が百歳に達することができて、体は柔軟で動作も少しも衰えたところはなかったのです。~

 鍼灸をすると体の気の流れがよくなります。気の流れがよくなると心と体も柔軟になります。心と体が柔軟になると本来の力と感性が戻ってきます。その力と感性が気持ちがいい方向へと導いてくれます。

 「気楽に生きる」ということは、なまけて生きることではないのです。力と感性は自らの中に備わっているのだから、作為せずに自然に従うことが徳につながる道だと老子は説きます。そのように考えれば、「おおらかに生きてやろう!」という気持ちにもなれます。

 時には立ち止まり、ゆっくり深呼吸をして、自分の気を感じてみましょう。そんな心の余裕をいつも持ち合わせた一年でありますように!

(レノを見ているとこちらが学ばされることが多いですね。オン・オフがはっきり出来て素晴らしいです)

 (2018年1月8日 奏玲通信2018初春号より 室長の健康アドバイス)

現役盲導犬(レノ7才)と猫(ふわふわ12才)のいる生活 思いっきり親ばか日記 その6

 昨年末12月4日に川崎市立京町小学校にレノとお父さんが盲導犬のお話に行ってきました。

 これは川崎臨海ライオンズクラブさんが企画してくださった「学校キャラバン」という催しで、盲導犬について正しく理解をしてもらうために川崎の小学校を巡回しています。今回は12月の1回分を訓練士さん、PR犬のエミリーちゃん、レノとお父さんが担当しました。

 やる気満々のレノ君、小学校への車の中でもこんな感じ…(笑)「レノはなんでもできますから!」(はいはい、落ち着いて)小学校に着く前からかなり熱くなってしまうのでした(松岡修造タイプでしょうかね)

 聴いてくれたのは4年生89名の児童の皆さん。1時間以上の長い時間でしたが、積極的に質問もしてくれて楽しい時間となりました。

 お散歩前にいつもやっている日常訓練の様子を披露、レノ、胸張って「ビシッ」と決めてくれました。

 PR犬として活躍しているエミリーは訓練士さんと一緒に障害物を避けたり、カーブのところで止まって知らせたりする様子をやってくれました。黒ラブのエミリーは美人さんで歩く様子もシャープでした。エミリーは盲導犬ではありませんがレノたちと同じように訓練を受けて、盲導犬のことを伝えるデモンストレーションなどで活躍するキャリアチェンジ犬です。

 一般の人が盲導犬について学ぶことはとても少ないのですが、同時に目の見えない人がどんな生活をしているのかということもなかなか知る機会はありません。

 今回は盲導犬のお話だけでなく「目が見えなくてもみんなと同じようにいろんなことができるんだよ。でも、できないこともあるからそんな時はちょっとお手伝いしてほしいな」ということで、代表の人のにつかまらせてもらって一緒に歩いてみました。『肩や腕につかまらせてもらうだけでとても安心できます。一緒に歩くときも平らでまっすぐのところなら普通の速さで歩いてもらって大丈夫ですよ』とお手伝いのコツをお話しました。

 「大事なことは困っている目の見えない人やお年寄り、体の不自由な人を見かけたら声をかけてみることです。相手によって必要なことは違ってくるので、お互いのコミュニケーションがとても大事になります。1人で助けられそうになかったら他の人にも声をかけてみるとかその時によって考えていきましょう」

 児童の皆さんにとっては簡単な内容ではなかったと思いますが、10才の柔軟な心にどのように響いてくれたかな?今日のことがきっかけになってくれたらいいな!と思いました。

(1月下旬にもまた他の小学校に行く予定です)

 

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