心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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コロナウィルス感染症はまだまだ油断ができない状況ですが、これまでの日々は「自分なりの新しい生活様式」を模索していたようにも思います。
今までの行き過ぎた生活を見直し、本来の健康的な生活を取り戻すチャンスととらえて、元気に夏を過ごしましょう。免疫力維持のためには「冷えない」ことが大切です。
鍼とお灸もお手伝いいたします。
不安や緊張を感じると体も緊張します。気持ちがリラックスすると体はゆるみます。心身の緊張がゆるめば、ストレスをうまくかわすことができるようになります。
以下に、心と体の緊張をゆるめる三つの方法をご紹介します。
①目の周りの筋肉をゆるめる方法
鼻で息を吸いながらギューッと力を入れて目を閉じて、3秒ほど閉じたままにします。口から息を吐きながら目の周りの力を抜いてゆき、目は閉じたままで筋肉がゆるんでいく感覚を味わってください。
②おでこの筋肉をゆるめる方法
鼻で息を吸いながら、首を動かさずに眉毛を上げておでこにしわを作るようにします。口から息を吐きながら力を抜いて、軽く目を閉じて「リラックス」と心の中で唱えます。
③肩の筋肉をゆるめる方法
椅子の背にもたれかからないで、背筋を伸ばして座ります。鼻で息を吸いながら両肩を上に引き上げます。口から息を吐きながら力を抜いて両肩をストンと下して、全身の筋肉がゆるんだことを感じてください。
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これらの方法には決まった回数はありませんので、緊張しているときや疲れを感じた時に「自分が快適に感じられる範囲」でくり返して行ってください。
どんな生き物も命が生き生きと輝いているときには柔らかくてしなやかなものです。柔らかでしなやかな木の枝は折れにくく、堅くて乾燥した枝はポキンと折れてしまいます。人も臨機応変に対処できる柔らかさとしなやかさを身につければ、ストレスにもうまく対処できると思います。
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鍼灸医学の根底に流れているものは「気の思想」です。宇宙は気の力によって動いています。人は宇宙の縮図なので、宇宙と同様に気によって命が育まれています。この考え方は、中国古代の自然哲学である荘子や老子の宇宙観が基礎になっています。荘子は「人の命は気の集まりである。気が集まったのが生命であり、消散したのが死である」と説いています。
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人体には経絡という気が流れるルートがあり、手足・頭・内臓を経由して全身をくまなくめぐります。経絡のどこかで気に不足や滞りが生じると病気になります。病気というのは文字通り「気の病」ということです。筋肉が硬くなっているのは、身体を流れる気が滞っている状態です。また、気分の落ち込み・不安感・イライラなども、気の流れが滞って気持ちの気が凝り固まっている状態だと言えます。気の滞りを解消して、全身の気を調和させることが鍼治療の真骨頂です。
「気」がさらさらと流れれば、心も体も柔軟になり、本来あるべき人の姿にもどってゆきます。
2013年3月4日から盲導犬としてお父さんに寄り添い、一緒に風を切って歩いてくれたレノが正式に引退しました。
盲導犬は(財)日本盲導犬協会より「無償貸与」されていますので、レノが引退まで盲導犬として元気に活躍してくれて、協会にお返しできたことは本当にうれしいことでホッとしています。
この「貸与」ということについて「物みたいでかわいそう」と言われたことがあります。でも、私たちはそうは思っていません。
一頭の盲導犬が誕生するまでには多くの方々が関わります。お父さんお母さん犬を育ててくださっている繁殖犬ボランティアの方々、訓練に入る前に家族として社会性を身につけさせてくださるパピーファミリーの皆さん、訓練が始まれば協会の訓練士さんが「飼い主」さんとして愛情をもって育てます。
そして、ユーザーである私たち。
盲導犬の子たちはたくさんのお父さん、お母さんに囲まれていて、みんなつながっているファミリーなんです。レノは「みんなのレノ」なんです。
物の貸し借りとは全く別次元の世界であることを知っていただきたいと思います。
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引退にあたり「盲導犬返還届出書」を提出しました。
引退理由は「引退年齢に達したため」です。
7年半あっという間でした。
協会の方にこれから過ごすパピーファミリーへの引継ぎ事項をしっかりお伝えして、レノを託しました。
いよいよお別れです。
笑顔で送り出してあげたかったのですが、やっぱり少し泣けました(笑)。
お父さんが3代目君との訓練中、お母さんはレノに会いに行ってきました。いつもと変わらないニコニコレノが待っていてくれました。最初から心配はしていませんでしたが、パピーのお母さんに甘えるレノを見て心から安心しました。
治療室でもおなじみのポーズができる「お気に入りの壁」も見つけたようですよ。
「レノったら、何にも言わないで行っちゃうんだから…でもしあわせなら安心だわ」ってふわふわさんが思っているかどうかはわかりませんが、三代目盲導犬「ヴィ」くんが来たときは明らかに「誰???」でしたね(笑)しばらくは緊張状態が続きそうですが、ゆっくり見守っていこうと思います。
奏玲治療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年3月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「しあわせホルモンの出し方」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その12」