心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
---|
休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
---|
気が付けば今年も後半に…とびっくりしてしまいます。「ニューノーマル」(新しい常態)という言葉をよく聞きますが、コロナのおかげでこれまでと違う視点からいろいろ取り組むチャンスの時と思って、暑い夏も元気に過ごしていきましょう。でも、油断はしないようにしてください。
鍼とお灸も免疫機能の向上にお役に立てると信じています。
★室長の健康アドバイスのあとに「三代目盲導犬ヴィと猫のふわふわのいる生活 『ふわとヴィいつも仲良し その6』が続きます。こちらもお楽しみください。★
より多くの人が新型コロナワクチンを接種することにより、重症者や死亡者を減らして医療機関の負担を減らすことが期待されます。しかし、ワクチンによる予防効果は100%ではないので、接種したから安全だと安心せずに、感染症対策と体調管理をしていく必要があります。
今回のウィルスは「新型コロナ」と呼ばれているものの、新たに現れて人類社会に猛威を振るっているわけではなくて、長い間自然界の一部として存在してきたウィルスが、自然界と人間社会との均衡の崩れによって感染爆発を引き起こしたものだと考えられています。ですから、ワクチン接種によりウィルスに打ち勝ち撲滅できるということではなくて、人という生物が進化の過程で構築してきた免疫機能とウィルスとのつり合いがとれて、そのバランスが安定したときにコロナ禍は夜明けを迎えるのだと解釈したほうがいいと思います。それまでにはある程度の年月が必要ですから、体調を整えて生命力を高めて辛抱強く待つ必要があります。
~~~※※※~~~※※※~~~※※※~~~
人体という小宇宙も銀河の大宇宙も、同じ「気」というエネルギーによって災厄と戦いつつ誕生・成長・活動・終息そして誕生へ…と流転してゆきます。すべて生あるものが、銀河と同等のエネルギーを内に秘めています。そんなエネルギーを秘めた私たち人類がウィルスに征服されてしまうはずがありません。そのエネルギーの出し方や使い方がわからないだけなのです。
~~~※※※~~~※※※~~~
江戸時代の儒学者貝原益軒は、気というエネルギーを最大限に活かして長生きするための方法を『養生訓』で説いています。
そこには「同じ姿勢でいることや、動かないことはよくないことだ。」と書かれています。東洋医学では気は生命活動を支えるエネルギーと考えます。生まれながらに備わった先天の気と、毎日の食事や呼吸から得られる後天の気を全身に巡らせるためには適度な運動が必要なのです。
そして食養生の心がけとして、食べたものが消化されないうちにまた食べることは消化不良の状態になるのでよくないことだと「養生訓」で説いています。
間食はできるだけ取らずに、胃の中が空になってから次の食事をすることを心がけてください。疲れているときに元気になろうと思ってカロリーの高いものなど消化に時間がかかるものを多く食べると、体に負担がかかってさらに疲れがたまってしまいます。そのような状態の時に、胃の調子が悪いからとすぐ市販の薬を飲む人がいますが、薬を飲む前に胃の中を空にしたり食べ物の種類を見直すことのほうが大切です。
★★鍼灸治療で気の滞りを解消し、不足しているところの気を補って全身に滞りなく気が流れるようになれば生命力は高まります。これも養生の一つです。★★
ヴィが盲導犬になって1年たちました。お父さんと訓練開始の時にはすでに新型コロナウィルス感染症が流行中でしたので、いろいろ制約がある中で、盲導犬生活がスタートしました。
デビュー当初ヴィはとても慎重で、新しい街にちょっとビクビクしていたんだと思います。
毎日のお散歩コースは青葉台やもえぎ野付近が中心ですが、ちょうど今頃は歩道に覆いかぶさるように雑草が伸びている箇所があります。最初のころ、ヴィはそれを見ただけでびっくり!足が震えていたんですよ。
その時はヴィが不安にならないように声かけしながら、少しずつ慣れさせていきました。今も毎日のように通りますが、ご覧の通り楽しそうに歩けるようになりました。
現在はコロナの影響で鍼の研究会もリモートで行われるため、朝のお散歩が唯一のお仕事になっていてとても残念…と思いきや?!
「こんにちは~!!」患者さんが来られるたびに宝物の【カキさん】をくわえてご挨拶に来るヴィ。すっかり人気者になりました。
ふわふわちゃんも15才、もともと腎臓機能が弱い子なので毎日2種類のお薬を飲みます。お薬の特性上一緒にはあげられないので、それぞれ別々に朝晩2回×2、なかなか忙しいです。
ふわちゃんの主食はカリカリご飯なので、お薬はおいしいウェットタイプのおやつに混ぜます。猫様は気まぐれ。時々「今日は違う味のがよかったわ!」とプイッとされることもありますがまずまず食べて(飲んで)くれています。
ヴィも月一回「ノミ・ダニ・フィラリア予防薬」を飲みます。ヴィもお薬だけだと食べてくれないので、特別においしいウェットタイプのおやつに混ぜます。この一粒で、ノミもダニもフィラリアも予防できるという優れものです。
ふわちゃんもヴィちゃんもずっと元気でいようね。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」