心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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初夏の風が心地よい日々ですね。
近所を歩くと若葉のやさしい緑やつつじや藤の花…季節の花々に心が癒されます。
コロナとの生活も2年目。「生きている間にこんなことも起こるんだ」とも思いますが、じたばたしても始まらない!「体の中に病気が入り込む隙を作らない生活」を心掛けましょう。
鍼とお灸もお手伝いいたします。
鍼治療にはいろいろなやり方や流派がありますが、私は経絡治療というやり方を行っています。私が行っている鍼治療の方法は、世間で思われている鍼治療とは少しばかり有様を異にしています。献血で用いる注射針の太さは、外径が1.2ミリで内径が0.94ミリですが、私の用いている鍼の太さは0.16ミリなので、鍼は注射針の中に入ってしまうほどの細さです。髪の毛は太いもので0.15ミリほどですから、鍼の太さは髪の毛よりも少し太いくらいです。鍼の長さは約4㎝で、その長さの鍼を筋肉の中まで刺す治療方法もありますが、私は刺さずに鍼先を皮膚に接触させるやり方で治療をしています。また、鍼先が球形になっている「てい鍼」という鍼を用いて、その球形の部分を皮膚に軽く接触させるやり方をすることも多いです。
「深く刺して強く刺激をする方が効果が高いのでは」と思われている方も多いと思いますが、皮膚の表面に鍼先が触れる程度で十分な効果が得られます。
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鍼の先には気が集まります。その鍼先を皮膚に接触させるだけで、気が身体の隅々にまでゆきわたります。鍼を施すツボ(経穴)は、体の表面にあって、気が奥の方から湧き上がってくる部分とか、気が奥の方に流れ込む部分とか、あるいは浅い池のように気が集まっている部分にあり、少しの刺激で大きな作用があるポイントなので、そこに鍼の先端を接触させるだけで身体の奥の方にまで影響を及ぼすことができるのです。
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気を一言で表現するなら「大自然に充満するエネルギー」と言えるでしょう。
古代中国では、大自然の変化も人の生命も同じ「気」によって動いているという天人合一の思想があり、大自然には巨大な気の流れが存在し、人体にも気が流れるルート(経絡)があると考えられていました。大自然の気を制御して吉祥をもたらす技術を風水術と言い、人体の気の流れを調和させて健康をもたらす技術を経絡治療と言います。人体を流れる気が不足したり、滞ったりすると、自然治癒力が失われて病気になります。鍼治療により、不足している気を補ったり、滞った気の流れをよくしてあげると自然治癒力が回復して病気は治ってゆきます。
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「元気で健康」というのは、身体を流れる気が調和している状態のことであり、「病気で元気がない」というのは、気が不足していたり、気の流れがうっ滞していたりして、身体を流れる気が不調和な状態を意味しています。治療後に患者さんから「身体が温まりました」「身体が軽くなりました」「気持ちがとても落ち着きました」「頭がすっきりして視界もよくなりました」「元気が出ました」という声を聞くことができるのは、鍼を皮膚に優しく触れて全身の気の調和をもたらす経絡治療だからこそできることだと言えます。
治療室前は桜並木ですから、今年も見事な桜のトンネルになりました。奏玲治療室を開設したのは17年前の4月、お父さんが盲導犬ユーザーになり、一代目のレオちゃんが来てくれたのも4月。私たちにとって桜の季節は思い出深い大切な時間になっています。毎年、満開のタイミングで記念撮影をするのが恒例となっています。
毎年そこそこ大騒ぎで撮ります。「お天気で、満開で、ちゃんとモデルが前を向く」というなかなか難易度の高いミッションなんです。先輩のレオ&レノはカメラのタイマー撮影でもなんとかいけたのですが…
ヴィちゃんに「カメラ目線」なんていうのは「???」で、近くを通るワンちゃんとか、笑顔を向けてくれる通りすがりの方とかが気になってしょうがない。半ばあきらめたところに救世主登場!!写真好きの次男が所用で帰宅。まさにジャストタイミングでした。
そうは言ってもヴィちゃんはなかなか手ごわくて、さすがの次男も悪戦苦闘。頭にぬいぐるみを乗せたり、変な声を出したりしてヴィちゃんの気をひいてくれました。6月の紫陽花の季節にもまたお願いしたいなあ。
ふわふわお姉様のベットは窓際のプリンターの上をご提供。ベットの上からお花見三昧なんですよ。「そんなの当然よね」
ですが、パソコンのキーボードの上に乗るのは控えていただけるとありがたいです。
「あら、そう。」
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17年の間に桜の気も若木に植えかえられたり、写真を見返すと時間の流れを感じます。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」