心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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奏玲治療室が青葉台でスタートしたのは2004年の4月。19年目に入ります。
治療室前の桜並木も植え替えられたり少しずつ景色は変わっていますが、毎年美しく咲いてくれて自然のエネルギーに元気をもらいます。
これからも皆様の健康づくりのお手伝いをさせていただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
後半に盲導犬ヴィと猫のふわふわとちーのいる生活「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その6」が続きます。こちらもお楽しみください。
奏玲治療室にはいろいろな症状の方が来られます。例えば夫婦ともに不妊の原因はないのに、なかなか妊娠できないという方。逆子の妊婦さんも来られます。そのような方々に鍼灸治療をして、「妊娠しました!」「逆子が治りました!」とご報告を受けることはとてもうれしいものです。と同時に「鍼の力は素晴らしい」とか「先生のハンドパワーはすごい」と言われたりもするのですが、鍼の力や治療者のハンドパワーで胎児が回転するわけではないし、妊娠のための特別なツボに鍼を刺せば子どもが授かるというわけでもないのです。
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不妊症・逆子・生理不順など婦人科系の症状を持つ方の多くは、お腹・腰・足が冷えていて、逆に頭の方に熱が上っている状態の方が多いです。逆子になる原因はよくわかっていませんが、子宮や子宮周辺の筋肉が冷えて緊張していることで逆子になるリスクが高まると言われています。妊娠初期は赤ちゃんが小さいので子宮の中に余裕があるため、逆子になっても寝返りをするように元に戻ることが多いものですが、赤ちゃんが大きくなる妊娠後期になると子宮の中の余裕が少なくなっていて、さらにお腹や子宮が冷えて縮んでいると、逆子になった場合、正常な位置に戻りにくくなってしまいます。
鍼治療で全身の気の流れを調えて、頭の方にうっ滞した熱を下ろして、緊張がゆるんでぽかぽかのお腹になれば、赤ちゃんも自分から頭を下に向けて安心して眠りにつくことができるはずです。
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不妊についても同じようなことが言えます。最近は多くの方が不妊治療を受けられています。母体の状態や年齢のことなど様々な理由から不妊治療も必要だと思います。でも、子どもというのは作るものではなくて授かるものだと思います。不妊治療だけに頼るのではなく、赤ちゃんが安心して眠ることができる、ぽかぽかで寝心地のいいお腹にしておいてあげましょう。そうすれば赤ちゃんの国で「このお母さんの子どもになりたい」と思っている命が安心してお腹の中に降りてきてくれる…日々施術をしていて人の身体の神秘を感じているとそんなふうに思えてなりません。
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2千年ほど前の中国の医学書『素問・宝命全形論篇』には
次のような記載があります。
(以下意訳)
「人は大地に生まれる。その命は天につながっている。天の気と地の気が合したものを人と呼ぶ。人が四季や一日のリズムに順応していれば、天と地は父母のように人を育んでくれる。天と地を巡る気の変化に順応している人は、自然界のリズムを見失うことなく、体をめぐる気が滞りなく流れていれば病気にならない」
鍼灸治療で全身の気の流れを調えて、大自然のリズムと調和し、ご自身も元気になって、元気な命を育みましょう。
5時の患者さんの後がお待ちかね「ごはん」タイムです。
ヴィはごはんの前はハウスに入って待機です。「ごはん」と聞けばみんな振り向きますよ(笑)。
基本はカリカリのドライフードですが、猫のお姉さんたちは水分補給もかねてウェットフードも召し上がります。ヴィも少しお湯を入れて「つゆだく」で食べます。
みんなお腹の時計が正確で、5時ころになるとヴィはソワソワ、営業どころではなくなるし、猫のお姉さんたちはニャオニャオ一斉に催促しだします。
ヴィは普段は家の中をフリーにしていますが、ごはんの時は「ハウス」をします。ハウスが安全で居心地のいい場所というのはわかっていて、地震の時なども「ハウス!」と声をかけるとすぐ入ってくれます。
猫のお姉ちゃんたちのご飯は品数も多くてヴィちゃんはちょっとうらやましそう。
ふわふわお姉ちゃんは2種類のお薬を飲むので、ウェットフードに混ぜてあげています。
ハウス生活のちーちゃんですが、ごはんの時間は楽しみのようで、持っていくとクリクリおめ目でお皿のにおいを嗅ぎに来ます。うちに来たばかりの頃は私が行くとハウスの隅に逃げていましたが、今ではこの通りです。ご飯を食べているときも私がそばにいても食べられるようになりました。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」