心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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春号でもストレスホルモンのコルチゾールのことには少し触れたのですが、千葉大学の環境健康フィールド科学センターの宮崎教授の研究チームは、森の中を15分歩くだけでコルチゾールが減少したという実験結果を発表しています。人類は自然の中で長い年月をかけて進化してきたので、自然に囲まれていると心も体もリラックスできるというわけです(出典:ナショナルジオグラフィック日本版2016年5月号)。お散歩で程よく汗をかくことは暑さに慣れて熱中症対策にもなります。
あなたもお気に入りの場所を見つけて歩いてみませんか?
後半に盲導犬ヴィと猫のふわふわとちーのいる生活「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その13」が続きます。
盲導犬のユーザーになって20年になります。これまで時々「盲導犬はストレスが多いから短命なんですよね」と言われることがありました。実はこれは盲導犬についての誤解の一つでもあります。
日本獣医生命科学大学の水越美奈教授の論文『盲導犬の平均死亡年齢について』によると、平均寿命は12才11か月で、15才を超える割合は28%、これは家庭犬の平均寿命の調査と比較しても盲導犬の方が長生きなことが明らかになっています。盲導犬は定期的に健康診断を受けますし、規則正しい食生活だし、何よりストレスの少ない生活ができているからこそ長生きなんだと思います。
もう一つの盲導犬に対する誤解として「盲導犬の訓練は厳しい」と思われがちですが、厳しくしかりつけて無理にやらせるようなことは絶対にありません。頭脳明晰な子が盲導犬になれるのかというと、そういうわけでもなくて、歩くことが大好きで、人と一緒にいることが大好きで、おだやかで優しい子たちが盲導犬候補として選ばれます。彼らの特性を伸ばせるように、一つの課題ができたらたくさんほめてあげて、楽しみながら少しずつ練習を積み重ねていくんです。ユーザーと一緒に街を歩いたり、電車に乗ることは彼らにとってうれしくて楽しいことのはずです。ヴィの様子を見てもらえばわかっていただけると思いますが。
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長生きの秘訣は人も同じだと思います。ストレスによる不安や緊張があると体はこわばり、命の源である気の流れも滞ります。心と体の状態は影響しあっているので、体の緊張を緩める方法をを覚えれば気持ちの緊張も緩んで、ストレスをうまく流し去ることができます。今回は筋肉を緩める三つの方法を紹介します。
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【方法1 目元の筋肉を緩めよう】
①鼻で息を吸いながら目にギューッと力を入れて閉じます。力が入っていることを感じながら2,3秒保ちます。②息を吐きながら目の周りの力を抜きます。目は閉じたまま、力が抜けて筋肉が緩んでいく感覚を味わいましょう。
【方法2 額の筋肉を緩めよう】
①鼻で息を吸いながら、顔は動かさないで目だけを上に向けて額にしわを作るようにします。
➁息を吐きながら力を抜いて軽く目を閉じます。
【方法3 肩の筋肉を緩めよう】
①椅子に座って背もたれにもたれかからないで背筋を伸ばします。鼻で息を吸いながら両肩を引き上げます。②息を吐きながら両肩の力を抜き、ストンと下ろして筋肉が緩んだことを感じてください。
どの方法も簡単ですが、ふっと力が抜けてすっきりするのを感じられると思います。
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仕事で長時間パソコン画面を凝視し続けると、知らない間に首肩に力が入り、凝ってしまいます。合間合間にこの「緩める方法」を取り入れてみてください。また、座りっぱなしは血流も滞るので、足首を回したり、歩いたりすると、とても体が楽になります。
私は毎日ヴィとお散歩に行くことで、ストレスや緊張をうまく消すことができているんだと思っています。筋肉を緩める時にしても、歩く時にしても、呼吸を意識してくださいね。
ついでに申し上げるならば、鍼治療は筋肉の緊張をほぐして心と体をリラックスさせる効果は抜群です。
青葉台へ引っ越しと同時に盲導犬のユーザーになりました。一代目の盲導犬レオちゃんの訓練終了日には、レオちゃんのパピーウォーカーさん、お母さん犬のご家族、そして訓練士さん…大勢の方々が訓練終了のお祝いをしてくださいました。
この日のしあわせな空気感は今でもはっきり覚えています。まだ盲導犬のことは何となくしかわかっていませんでしたが、「こんなにたくさんの方が関わってくださっているんだ」ということに素直に感動したことと、「この子をしあわせにしてあげなきゃ」と真剣に思いました。
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20年の間にはいろんなことがあって、いいことばかりではなかったはずなんですが、いつもレオちゃん、レノちゃん、ヴィちゃん、ふわちゃん、ちーちゃんがいてくれて、楽しい思いでしか思い出せないです。
盲導犬のユーザーになって変わったこと。生活がとても規則正しくなりました。ヴィちゃんがお仕事の時には出かける前におしっこやウンチを済ませます(長時間の外出の際には、途中でおしっこ&ウンチタイムを作っています)。毎日の食事の時間や排せつの時間を決めていることで、安心して電車などに乗ることができるのです。
毎日お散歩にも行きます。ブラシだって毎日します。我が家には猫のふわふわちゃん、ちーちゃんもいますが、ふわちゃんは長毛さんですから毎日のブラシは必須ですし、ウンチやおしっこのお世話、腎臓病のふわちゃんのご飯や投薬のこと、病院にもみんな定期的に行きます。このように動物のお世話はいろいろ忙しいのです。体力がいります。お世話にお休みはないですからね。
盲導犬のユーザーになってそれまでよりたくさん歩くようになりましたから、20年前より年は取ったけど元気になっているような気もしています。
いつもヴィちゃんを追い出してお布団を独り占めするふわちゃんですが、お昼寝はお母さんのおなかの上なんですよ。お膝も大好きなふわちゃんです。
「ちーちゃんおいで~」と声をかけると、ちょっともじもじしながらも近くに来れるようになりました(大進歩)。なでなでされるのは大好き。でも抱っこしようとするとゴムボールのように飛び跳ねて逃げます(笑)。
盲導犬は、利用を希望する視覚に障害のある人が、盲導犬候補犬と一緒に寝泊まりしながら約一か月ほど訓練をして、安全に歩行ができると判断されて初めて正式に貸与されます。貸与なので、引退後は盲導犬協会にお返ししないといけません。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」