心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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関節が痛くて夜も眠れないとか、頭痛で仕事が手に付かないなど、痛みのために日常生活に支障をきたすことがあります。そんなときに活躍するのが消炎鎮痛薬です。薬でとりあえず痛みを軽減させれば、十分に体を休めさせることができ、スムーズに日常生活を取り戻すことができます。打撲や捻挫などで患部が熱を持って赤く腫れてズキズキ痛むのは、その部分に急性炎症が生じている状態です。そのような場合には、まず安静にして、なるべく早く2~3時間に限定して氷嚢で冷やすのが効果的です。消炎鎮痛薬も血管を収縮して熱や腫れを抑えて痛みを緩和してくれるので、発症の初期段階では効果があると言えます。医師が処方する冷湿布にも消炎鎮痛薬が配合されているものが多いので初期段階では効果が期待できます。
でも、痛みの種類というのは色々あります。首や肩のこり・緊張型頭痛・疲労性腰痛などの慢性的な痛みというのは、交感神経の緊張からくる筋肉の過緊張や冷えによる場合が大半です。そのような痛みに対して消炎鎮痛薬を飲んだり冷湿布をしたりすると、交感神経の高ぶりに拍車がかかって、ますます体が冷えて筋肉の緊張が強まる可能性があります。「急性炎症」とは受傷して72時間(文献によっては48時間)以内のことを言います。その時期を過ぎた慢性的な痛みというのは、患部の血流が滞り冷えが生じていて、そのために筋肉や腱が凝り固まってしまっている状態、急性炎症とは異なる状態になっているのです。そのような状態のときに患部を冷やし続けたり、消炎鎮痛薬を使い続けると、回復を遅らせてしまいます。むしろ患部を温めて血液循環をよくして、緊張を解きほぐしてあげる必要があるのです。
近年、消炎鎮痛薬の使いすぎによる頭痛が増えているそうです。これは1ヶ月に10日以上鎮痛薬を服用している人に頭痛が頻繁に起こるというもので、現在では頭痛発生原因の第3位にもなるようです。鎮痛薬を使いすぎると、脳の神経が痛みに敏感になって頭痛の頻度が増えたり、末梢神経が収縮し冷えが生じて頭の表面や首の筋肉が凝り固まり、緊張型頭痛を誘発してしまう…痛みを取るための薬だったはずが、その使いすぎから回数や量がどんどん増えてしまう悪循環に陥ってしまう危険をはらんでいるとは皮肉なものです。
いかがでしたか?「痛み」について正しく理解していればどのように対処すべきかご自身で選択できます。鍼灸治療をすると血液循環がよくなって体が温まるので、無理なく筋肉がほぐれていきます。筋肉がほぐれれば気持ちもゆったりほぐれます。気持ちがほぐれると更に筋肉がほぐれて体全体がホカホカしてきます。
かつてないほどの猛暑が続いています。冷房なしには生活できなくなっていますが、冷たい空気は下にたまるので足や下半身は意外と冷えていることが多いです。シャワーだけで済ませるのではなく、時々は湯船に入って体をゆったりリラックスさせて1日のコリや冷えをその日のうちに解消して元気に暑い夏を乗り切りましょう。
~病気になって慌てるのではなく、病気にならない力を日頃から高めておきたいですね~
6月16日でレノは8才になりました。もう『おじちゃん』ですが(笑)ぬいぐるみが大好きです。でも好きすぎてほんの数時間でバラバラ事件になることもあります。
そのたびに緊急手術になるのですが、自分でさんざん壊しておいてこの心配そうな顔「治(直)る?」手術が終わるまでお母さんの手元を凝視して待っているんですよ(汗)
宝物のぬいぐるみはたくさんあるのですが、お母さんは親ばかですから、お誕生日に「犬用丈夫なぬいぐるみ」(ホンマか!)を3つもプレゼントしてしまいました。レノは優しい子ですけれど、犬の歯の力って半端じゃないんです。「どうせすぐ綿出ちゃうだろうし…」と思いつつはや1ヶ月…無事です!ほんとに「丈夫なぬいぐるみ」でした。
8才になりましたが、いつまでも「お子ちゃまでかわいいレノ」でいてね。
12才のふわふわお姉さんだってレノに負けないくらい元気ですよ。ふわふわちゃんの宝物はこちら→ 。
「猫じゃらし」とはよく言ったもので、100均のただふわふわがついた猫じゃらしが一番のお気に入り。ふわちゃんのおもちゃは長持ちですね。
ふわちゃんは古新聞と麻ひもで作ったおもちゃとか、スズランテープのふわふわとか手作り物もとても喜んでくれるエコなお嬢さんです。
2才半で我が家に来たレノが8才。今年ももう後半…。月日の経つのが早すぎで困ります。日々大切に過ごしたいものです。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」