心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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「はりやお灸ってやったことないけれど、どんなことするのかな?痛いのかな?やけどしたりしないのかな?」「どんな服装で行ったらいいんだろう?」
など施術について不安をお持ちの方も多いと思います。安心して施術を受けていただけるように奏玲治療室での施術の流れについてご説明いたします。
★ご予約について…当治療室は完全予約制とさせていただいております。ご予約はお電話でお願いいたします。
★治療の際の服装について…奏玲治療室ではお着替えもサイズ豊富にご用意しております。お勤め帰りなどでもお気軽にお越しください。
★飲食や薬は?…施術の直前や直後にお食事をされても問題はありません。鍼灸の施術とお薬の掛け合わせで副作用が出ることはありませんので、常用薬もいつも通りで構いません。ただし、施術前のアルコールは控えていただくようにお願いいたします。
「どのようなご様子ですか?」と初めにお聞きします。まず、一番苦痛に感じている症状(主訴)についてお話ください。また、主訴以外でも苦痛に感じていたり、日常生活で不安に感じていることなどもお話ください。室長からもいろいろ質問させていただきます。あなたの症状とは関連なさそうなことを伺うこともありますが、今の状態を詳しく把握するためのものですので、ご協力をお願いいたします。
触診…問診で伺った主訴の部分の様子診させていただきます。それに加えて、手・足・首・頭・背中など手で触れて診察します。
例えば、肩こりが主訴の方で、肩がこって、頭がのぼせていて、手足が冷えて…このような全身の状態を診させていただきます。
腹診…おへそを基点としてその左右上下を手で触れて診察します。東洋医学ではお腹は全身の状態を投影するところと考えるので、腹診は全身の状態を把握して治療方針を立てるための重要な手がかりとなります。お腹というのは、緊張していたり、力なくへこんでいたり、冷えていたり、しこりがあったり、ざらついていたりなど人それぞれに特徴的な形状をしています。鍼とお灸で全身の気の流れが調うと、お腹の緊張や冷えなどがなくなり、ふっくら・ポカポカ・さらさらの健康的なお腹に変化します。
奏玲治療室では脉診流(みゃくしんりゅう)の経絡治療をおこなっています。脉診とは手首の動脈の拍動の状態を手で触れて診察する方法で、強い・弱い・硬い・やわらかい・太い・細い・浮いている・沈んでいるなど、いろいろな脈の状態を観察します。お腹と同様に、手首の脈は全身の状態を投影しているので、脉診も治療方針を決めるうえで重要な手がかりとなります。全身の気の流れが調うと、脈はゆったりと落ち着いた拍動となり柔軟でリズミカルな脈へと変わってゆきます。
問診・触診(腹診)・脉診により治療方針が決まりますので、はりとお灸の施術に入ります。主訴の部分にも鍼をしますが、まずは手と足のツボに鍼を施して全身の気の流れを調えて治る力を高めます。手と足には全身に作用する重要なツボがたくさんあるので、それぞれの症状に適したツボを選んで鍼を施します。そして主訴の部分にも鍼をしていきます。
治療時間は患者さんの状態によって多少異なりますが、概ね20分~30分程度です。
鍼先を皮膚に接触させる程度で気の流れが良くなり、十分な効果が現れます。注射のような不快な感覚は全くありません。
鍼は滅菌パックに入ったディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用しますので、安全で・清潔です。
奏玲治療室では「温灸」という、直接皮膚にお灸を載せず、少し離れたところから皮膚を温める方法をとっています。ですから、熱すぎず皮膚にあとが残ったりする心配もありません。
2018年よりセイリン(鍼の大手メーカーです)株式会社のセラミック電気温灸器を採用しています。これを使用して、背中・腰・手・足・お腹のツボに温灸をします。「ほんわか温かくて気持ちいいですね」と患者さんからも好評です。
全身の気の流れが調って血液循環も良くなるので、身体の中から温かさを感じ、スッキリした感覚になります。身体が軽やかになり、ゆったりした気分になると思います。
施術後は、運動・お風呂・お食事などの日常生活は普段通りで大丈夫です。ただし、症状によっては気をつけた方がいい動作などもありますので、そのような場合は室長よりアドバイスさせていただきます。
どのような症状であれ、少なくとも3回以上の施術をおすすめします。初診から3回目までは3日~4日の間隔で、それ以降は一週間に1回位がいいでしょう。3回ほどの治療で症状が改善されるケースが多いですが、アレルギー症状や慢性疾患などの場合は回数を重ねて体質改善をしていく必要があります。
気の流れを調和させて自ら治す力(自然治癒力)を高めることが鍼治療の目的であり、鎮痛薬や麻酔薬のように一時的に麻痺させるものとは異なります。頑固な慢性症状も継続的に施術を重ねていけば無理なく改善してゆきます。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」