心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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『水宙』糸吉まる
(photo-AC)
献血で用いる注射針の太さは、外径が1.2ミリで内径が0.94ミリです。私が用いている鍼の太さは0.16ミリで長さが4センチですから、注射針の中に入ってしまうほどの細さです。この細い鍼の先を皮膚に接触させるようにして私は治療をします。注射のように深く刺すようなことはしません。深く刺して強く刺激したほうが効果が上がると思われがちですが、皮膚の表面に鍼先が触れる程度の刺激でも十分なのです。鍼は金属製なので電気をよく通します。さらに、電気の「気」だけではなく、命の源である「気」も集めたり通したりします。気が集まる鍼先を体のツボに当てると気が全身にゆきわたります。
もちろん鍼ですから刺そうと思えば筋肉の奥深くまで入りますが、そんなに深く刺す必要はないのです。なぜかというと、治療点である経穴(いわゆるツボ)というのは、気が出たり入ったりする出入口のような場所、あるいは浅い池のように皮膚の表面近くに気が集まっている部分にあるのです。そこに鍼先を接触させると、体にとって必要な気は体内の奥にまでゆきわたり、不必要な気(邪気)は鍼を通して体外に放散してゆきます。
二千数百年前に誕生した鍼治療は老子や荘子が説く自然観の影響を受けていて、宇宙を満たしている「気」と人間の生命の営みである「気」は同じものだと考えます。宇宙を満たしている気は「元気」と呼ばれていて、この元気から陰の気と陽の気が分かれて宇宙を動かします。そして陰と陽の気が交わってそこから生命などの万物が生じてくると考えます。荘子は「人の生命は気の集まりである。気が集まったのが生命であり、消散したのが死である。」と説いています。大宇宙と同じように小宇宙の身体にも気が流れていて、経絡というルートを通じて全身に気がめぐっています。
身体を流れる気が不足したり滞ったりすると、自然治癒力が失われて病気になります。鍼治療で不足している気を補ったり、滞った気の流れをよくしてあげると、自然治癒力が回復して病気は治ってゆきます。「健康で元気」というのは体を流れる気が調和している状態のことであり、「病気で元気がない」というのは体を流れる気が不調和な状態のことを意味しています。
私の治療室には痛みやコリを訴える方ばかりでなく「風邪を引いた、胃の調子が悪い、生理が不規則、だるくてやる気が出ない、気分が落ち込む、眠れない…」など、様々な症状の方が来られます。このような症状に対しては、気を補い、気の流れを調えて、自ら治る力(自然治癒力)を高めてあげることが必要なのです。
自動改札からさっそうと登場(笑)
安全に歩くことはレノとお父さんの共同作業なんです。
10月中旬から11月末までの毎週木曜日に「理療臨床公開講座」の講師として出張しています。いつもの研究会とは道順も違って、JR横浜線で大口まで行きます。
ホームを歩くのはとても緊張しますが、レノがいてくれるので心強いです。でも、最終確認はユーザーであるお父さんが。点字ブロックを足で探って「よし!」
点字ブロックには2種類あるのをご存知ですか?↓の写真の点状のところは【警告ブロック】といって、段差などの危険箇所や駅や公共施設の入口などに設置されています。線状のところは【誘導ブロック】といって進むべき方向を教えてくれます。ですから、↓の写真の場合、線の方向に行くと点状ブロックがあるのでホームの端に近づいていることが足の裏で感じることができます。皆さんもぜひ、駅などでその感触の違いを感じてみてください。
そうは言っても、ホームを歩くのは常に恐怖を感じます。レノにも怖い思いをさせたくないし、私も転落したくはありません。ホームドアがどの駅にもついてくれるといいですね。同時に、まわりの皆さんの声掛けもとても助かります。
JR大口駅からは盲特別支援学校までずっと誘導ブロックが敷かれています。この出張も今年で3年目になるのでレノも覚えているのでしょう、得意気に歩いていました。
初日には校長先生から委嘱状を手渡され、「はいチーズ!」先生方ご協力感謝です。
おほっ!何か用かしら?
プリンターの上です。時々お吐きになるので要注意。
ぽかぽかおひさまの当たる窓辺がお気に入りのふわ様。これからの季節我が家のあちこちで「冬用ふわ様グッズ」を見かけます。
プリンターの上もお気に入り。冬仕様にさせていただいております。ふわ様がお休みの時も印刷は可能です。
続きまして、下の写真の一番左は乾燥機の上です。お日様が当たるこの場所もふわ様用のベットをご用意させていただいております。こちらは、ふわ様がお休み中は使用できません(笑)
左から2番目こちらは本気寝用のかまくら。お母さんのお布団の横です。寒くなってきてお母さんのお布団の中に入っていてくれる時間が長くなってきました。
お母さんはしあわせです。
★おまけ★
ハロウィンからお正月にかけてレノ&ふわはお母さんにいじられる受難の季節。(ふわふわちゃんは意外とコスプレ好きです)
奏玲通信を今年も楽しんでいただけたでしょうか。これからの2か月はいつもと違う行事や、寒さ、年末の忙しさ…など、体に負担がかかる季節です。オン・オフを上手にして疲れを持ち越さないようにしたいですね。とにかく冷えないように!どんな時も『冷えは万病のもと』です。
お気軽にお問合せください。
奏玲治療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2025年3月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「名もない草も実をつける いのちいっぱいに自分の花を咲かせて(相田みつを)」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その18」