心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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コロナとの生活も3年目ですが、第7波ほど身近に感じたことはありませんでした。
これから秋から冬へと季節が廻りますが、季節の変わり目は寒暖差が激しく、いつも以上に自律神経に負荷がかかり、体調を崩しやすいものです。まずは養生を心がけて、ご自身の免疫機能を落とさないようにしてください。鍼灸で気の流れを調えてあげるとさらにいいと思います。
後半に、盲導犬ヴィと猫のふわふわとちーのいる生活「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その3」が続きます。こちらもお楽しみください。
生理不順・不妊症・更年期症状など女性特有の症状に対しては、血の流れを改善することで症状の緩解が期待できます。女性特有の様々な症状を東洋医学では「血の道症」と呼ぶことがあります。その名の通り、多くの場合は血のめぐりが滞ることで起こります。血のめぐりが滞ると、「瘀血」(おけつ)という汚れた病的な血に変化して、それが月経異常・冷えのぼせ・むくみ・腹部膨満感・下痢や便秘・めまい・不眠・気分の落ち込みなど種々の症状を引き起こします。
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瘀血は男性や子どもにも生じることがあります。ですから同じような症状は性別年齢問わず現れます。「気が動けば血も動く」と言われていて、直接に血を治療対象にしなくても、鍼灸治療で気の流れを調えてめぐらせてあげれば瘀血も自然に流れ去ります。「気」とは元気とか活気というように生命の源であり、精神をつかさどるものでもあります。気の働きにより血がめぐり、栄養や酸素などのエネルギー源が全身に送られます。気が働かないと血もうまく働かないのです。気と血が体の中を滞りなくめぐっていることが健康な状態です。
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「大自然の山川草木も、人体の骨や筋肉や内臓も、すべて天(宇宙)の気と通じ合い、天と同じ気が全身をめぐっている」と、中国古代の医学書は説いています。そんなエネルギーを秘めた私たち人間が病気に征服されるはずはありません。気の出し方や働かせ方がわからないだけなのです。気の働きを十分に発揮させて、気とともに血を全身へめぐらせることが健康への第一歩です。
そのためにはバランスのとれた食事で気と血を補い、それを適度な運動で全身にめぐらせ、快適な睡眠で十分な休養を取ること、すなわち「養生すること」が大切です。笑いは気の働きをよくしてくれますが、楽しくないのに楽しいふりをしたり、怒りを抑え込んでしまったりなど気をつかってばかりいると気の流れが滞りがちになります。
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「花は花として笑いもできる。人は人として涙も流す。それが自然の歌なのさ。心の中に花を咲かそうよ。泣きなさい。笑いなさい。いつの日か花を咲かそうよ」
(喜納昌吉『花』から)
そんな素直な気持ちになれば、気が動いて血のめぐりもよくなるはずです。
『養生訓』の著者貝原益軒は「養生とは病変に備える術であり、薬を用いるのはやむを得ない最後の手段である」と述べています。
病変に備えるという点においては鍼とお灸も同じです。気を補い調え、全身すみずみにまで気と血をめぐらせ、心を穏やかに、健康に過ごせるように導きます。
盲導犬のユーザーはパートナーとの歩行訓練中に、排泄の世話・シャンプーの仕方・日々のお手入れのやり方など、歩行以外のこともしっかり練習します。
盲導犬は公共交通機関も利用しますし、勤め先や病院、飲食店やスーパーなどユーザーと一緒に行きますので、「安全に歩く」ことと同じくらい「清潔である」ことがとても大切です。
ヴィは月1回お家でシャンプーします。お父さんとお母さん2人がかりで約2時間弱のスペシャルコース。ぬれるのはあんまり好きではないようですがおとなしくしていますよ。
が、しかーし!
毎度ぬれたまま脱衣場から脱走して、部屋中駆け回るので大変だったんです。そこで、「高吸水バスロープ」を買ってみました。脱走中に脱水もできるという優れものですよ。
ゴールデンのような大型犬用の日用雑貨は少ないんです。大型犬用のお洋服・日用雑貨などを専門に扱っているアイアンバロンさんにいつもお世話になっています。
犬は皮膚が弱いので、しっかり乾かさないと雑菌が繁殖したり皮膚炎になったりしやすいんです。
ドライヤーだけで1時間くらいかかります。たいてい途中でウトウト寝てしまうヴィちゃんなのでした。
もともと食が細めのふわふわちゃんですが、暑さのせいかドライフードをあまり食べてくれません。体重を減らしたくないので、ご飯の内容をウェットライプ中心に変更してみました。
ゆで鶏、焼き鮭なども(笑)。よく食べてくれるようになってうれしい限り。
猫のお姉さんたちは「秋鮭」が特にお好きのようです。
ふわふわちゃんは毎日夜になるとちーちゃんの様子を見に行くんですよ。階段の3段下でちーちゃんのお部屋の様子をじーっと見つめるんです。気になっているんですね。
ちーちゃんのお写真はまだ少ないのですが(お互い少し緊張感がありますからね)、一日に数回「なでなでタイム」を作ってお話し中です。時々つい「シャーッ」って言ってしまうのですが、ずいぶんその回数も減ったと思います。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」