心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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激アツだった今年の夏。秋なんて来ないんじゃないかと思いましたが、少しずつ日差しや空気に秋を感じるようになりました。夏の間いろいろありました。南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が出たり、台風がいくつも来たり、お米も品薄になっていたり…。日常生活ではいろんなことが起こりますから、日ごろからの備えは大切ですね。健康も「一日にして成らず」です。鍼とお灸もお手伝いいたします。
後半に3代目盲導犬ヴィと猫のふわふわとちーのいる生活「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」が続きます。
65歳以上では7人に1人程度が認知症であるという調査結果があり、今後も増え続けると予想されています。アルツハイマー型認知症は認知症の原因として最も多いと言われていて、物忘れから始まることが多く、人の声が聞こえていてもその内容が理解しにくい、物の名前が思い浮かばない、見えている物がなんであるか把握しにくい、着替えなど今までできていた動作が行えなくなるなどが目立つようになります。
血管型認知症は脳梗塞や脳出血などで認知症をきたすもので、手足が動かしにくいなど麻痺症状を伴うことが少なくありません。レビー小体型認知症は、実際にはないものが見える幻視、転びやすいとか歩きにくい、睡眠中に叫ぶなどの症状が出ることがあります。
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早期治療につなげるために、ご自身や家族が「もしかして認知症では」と気づいたら、かかりつけの医師や、「物忘れ外来」などへ相談してみましょう。あたたかく見守り、さりげない優しいサポートを心がけつつ、医療機関で適切な援助を受ければ自分でやれることが増えることも期待できます。
【認知症予防の4つの要点】
①挑戦と変化=今までやったことのないことに挑戦したり、いつもと違うことをやってみる。
➁生きがい=植物を育てたり動物の世話をするなど趣味を楽しむ。
③孤独の回避=孤独は脳を縮めるので人との交流が大切。
④他者につくす=ボランティアなどで人から感謝されることで幸福感と自信が高まる。
これら4つのポイントを考慮してわくわく感に満ちた心豊かな毎日を送ると、脳は幸福感を生み出す神経伝達物質を分泌します。この神経伝達物質が認知症の予防や軽度認知症の回復に寄与すると考えられています。
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また、認知症の予防には運動の効果は抜群で、運動量が多い高齢者ほど発症率が低くなる傾向があります。
【歩くことで幸福感を高める4つの要点】
①いつもと違う道を歩く=行ったことのない場所に出かけてみたり、見たこともないものを見に行く。
②会話や声掛け=親しい人と話をしながら歩いたり、通りすがりの人とあいさつを交わすことは脳の活性化につながる。
③ニコニコ歩く=気持ちは表情に表れ、表情は気持ちを変化させる。
④変化を楽しむ=いつもの道でも咲いている花や風の変化や空気の匂いなどを五感で感じることで、季節の変化を楽しむことができる。
以上のひとつでも意識してみると、わくわく感が高まり前向きな気持ちになれます。
これは認知症の予防だけでなく、日常生活を明るく前向きに生きていくために大いに役立ちそうです。
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ネットで検索すると鍼治療で脳内の血液循環が促されるという報告が数多くヒットします。
治療室に来られる患者さんも「頭がすっきりしました。」「目の前が明るくなりました。」「気分が軽くなりました。」と言われる方がとても多いです。
お父さんはとても早起きなので、年間を通してお散歩は朝の4時スタートです。夏はほかのワンちゃんたちに会うこともあります。涼しい時間でないとお散歩は無理ですからね。
朝のお散歩はお父さんとヴィだけで約一時間ほど歩きます。ついていくとわかるのですが、歩くスピードの速いこと。盲導犬のユーザーになって、かつて見えていた時と同じスピードで、風を感じながら歩けるようになったことが一番うれしいことだと思います。
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朝は涼しいと言ってもやっぱり汗だくで帰ってきます。今年は「噴水マット」を導入しました!(笑)ヴィちゃんが帰ってくる時間に合わせてお母さんが水を入れて待っているというわけ。最初のうち恐る恐る様子を見ていたヴィちゃんでしたが、お腹をつけたら「冷たくて気持ちがいい~」ってわかったみたいです。しばらく浸かっていましたよ。残暑の間はまだまだプールが必要そうです。
ゴージャスな長毛が自慢のふわお姉さま。8月半ばのある日、突然パタッと何も食べなくなりました!前の日まで特に変わりはなかったのに…そういえばウンチが出にくそうだったような…。丸一日何も食べてくれないので、次の日病院へ。体温を計ったら39℃もあって、お尻の肛門腺も腫れていてこれは大変!!「まず体温を下げないと」ということで即丸刈り開始!
肛門腺の膿を出してもらったり、丸刈りが進むうちに涼しくなって楽になってきたんでしょう、先生からちゅーる(猫が大好きなおやつ)をもらうと「もっとちょうだい」と言わんばかりにむしゃむしゃ召し上がり、お姉さま無事復活。で、丸刈りは写真の通り。しっぽがライオン風でかわいいんですよ。動物病院の先生の適確な判断と素早い対処でふわちゃんみるみる元気になりました。みんながお世話になっている病院はこちら→ちとせペットクリニック
ちーちゃんは撫でられるのは大好きですが、ブラシらしきものを持とうものなら素早く隠れてしまう怖がりさんです。少しでも余分な毛をすいてあげたいお母さんとの攻防は続きます。そこで、時々何気なくシリコン軍手をしてみました。気がついちゃうと逃げだしますが実は気持ちいいみたいです。ごっそり毛が抜けるので少し涼しくなってくれたかなあ。
SNSで動物に関する投稿を見るのが好きです。盲導犬関連の投稿も結構ありますが「盲導犬って自由がなくてかわいそう」とか「おもちゃで遊んだりできないんでしょ?」のような事実と違う内容も少なくないです。一般の方が盲導犬を見る時は「お仕事モード」の時なので、普段の様子はなかなかわからないかもしれませんね。
我が家にとってヴィちゃんはお父さんに寄り添って歩いてくれる大切なパートナーであり家族です。
お仕事モードでない時は、へそ天で寝るし、ボールの追いかけっこもするし、雷が怖いヴィちゃんはお父さんのお膝に乗っちゃうし(笑)。
そんなごくごく普通のワンちゃんっぷりを知ってほしくて、今日も取材班(と言っても一人だけど)は追いかけるのです。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」