心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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2018年も室長日和をお届けします。
さてさて、1月に入ってから寒い日が多いと思っていたら、1月22日についに大雪警報が出るほどの降雪。治療室は北向きが玄関なので大雪の後は雪がなかなか溶けてくれなくて本当に困りました。2月12日ようやく雪の塊が消えました。
毎年雪が降ると、雪国の方の苦労を思います。
このコーナーでは、室長の日頃思うこと、研究会のこと、盲導犬のレノや家族のことなど徒然なるままに書いていきたいと思います。
先日、月一回の定例勉強会(鍼灸師向け)を治療室で行いました。今回は4人の先生方が参加されました。
今回のテーマは「気の流し方」です。実はこれは私たち鍼灸師にとって永遠のテーマとも言えるでしょう。
1月発行の奏玲通信にも書きましたが、気が滞ることでいろいろな症状が出現するのですが、患者さんの脈やお腹などの皮膚の様子や体温など…治療家はいろいろな情報からどこに気が不足しているのか、滞っているのか、治療の道筋を組み立てていきます。
滞っているからといって「ここの気を流してやろう!!」と治療する側が気負えば気負うほど、余計な力や邪念が入るものです。患者さんと治療家は対等でなければいけないし、むしろ治療家は「気の通り道」にならないといけません。「無になる」とでもいいましょうか。私もまだまだ修行中です。このような勉強会は私にとっても日々の治療を見直す良い機会となります。
私が所属する「東洋はり医学会」の定例会でも色々な先生方と小グループになり、お互い治療し合いながら実技研修をしています。
勉強会のあとはお楽しみのお茶の時間です。今日は炒った黒豆を煮出した黒豆茶と黒豆のフィナンシェでした。3月もまたお待ちしています。
奏玲通信2018「初春号」はこちらから 「無駄な力を抜いて本来の力を引き出す」
奏玲治療室ではお母さんやお父さんが治療の際、お子さまの託児(新生児~未就学児)をしていますが、ご夫婦でいらしたときなど、おもちゃだけのご用意のこともあります。遊び方もみんな様々、片付けないと気が済まない子もいれば、お片付けはちょっと苦手なお子さんも(笑)。
遊び終わったおもちゃはいつもなんだか楽しそうなんですよ。
我が家の子供達は男の子二人。もうすでにふたりとも成人しましたが、彼らがちびっ子だった時のおもちゃの数々が今も活躍しています。写真の「トーマス」シリーズは長男が1才の頃のもの。「トーマス」「パーシー」「ゴードン」「ふたごの機関車ビルとベン」…彼らの言葉の発達はここがスタート地点です。遊んでいるお子さんの様子がもう懐かしくって。私も夢中で遊びましたっけ。また一緒に遊んでください。
8ヶ月になるRちゃんはクリクリお目々の女の子です。ママの治療中スタッフに抱っこされて待っているのですが、ママから抱っこがバトンタッチされるとみるみる目に涙が溜まって「うぇ~ん!」となること数回。今日もちょっとだけ「うるっと」なったけれど、泣かないで待てました!頑張りました!!また遊ぼうね。
毎日本当に寒いですね。今年はインフルエンザも猛威を振るい、受験生だけでなく、受験生のいるご家族の方々も気の休まらない日々をお過ごしのことと思います。
きょうは1日、幼児から小学生のお子さんが多い日でした。小学生の男の子は、2月1日に中学受験をするお子さんで、「ちょっと緊張気味…」とのこと。そうですよね、ずっと頑張ってきて、いよいよなんですから。
「緊張をしないように」というよりも「程よく緊張して」試験にほ臨んだほうがいいんです。数日前にも聞きましたが、政治家が失言すると総理大臣はあわてて「大変なときなのだから緊張感を持って職務にあたって…」と言うわけです。緊張感のない仕事はだめなんですよ。
ですから、私の施術では昼間は交感神経がしっかり働いて頭が冴えて、夜は副交感神経が優位になってゆっくり休養が取れるように気の流れを調えました。
夏の講習や冬の講習で疲れたときもありましたが、よく頑張りました。先生たちも「君」の頑張りを知っています。
1つおまじない!時間がある時にはいつでも「腹式呼吸」をしましょう。腹式呼吸をすると横隔膜という筋肉が上下運動します。横隔膜には自律神経が密集しているため、吸うときよりも多めにゆっくり息を吐くと副交感神経が優位になり、体も気持ちもリラックスします。
私は鼻からゆっくり2回吸って十分お腹を膨らませ、口から4回で「スッ、スッ、スッ、ス~ッ」吐き切ることをレノと散歩のときにしています。肺がしっかり広がって、酸素をたくさん取り込むことで頭もすっきりしますよ。
ご家族のみなさんもぜひご一緒に!
心より応援しています(*^_^*)。
今日は治療室はお休みをいただいて、川崎市立四谷小学校に盲導犬のお話に行ってきました。
4年生の児童76名のみなさんが、盲導犬のこと、目の見えない人の生活について、目の見えない人が困っていたら…など、質問しながら一緒に考えてくれました。
12月にも別の小学校でお話したので、今回は気持ちにも余裕があったような気がします(笑)
レノは大勢の前で、カラーコーンが置いてあるところを上手によけながら私と一緒に歩いてくれました。
治療室にいる時のレノはたいてい「ヘソ天」君なので、よく「レノがお仕事しているのを見てみたい!」と言われてしまうのですが、レノの「お仕事モード」は実はなかなか凛々しいんですよ。駅のホームや、エスカレーターも安心して歩けます。
小学校の児童のみなさんには「盲導犬はお家の中では普通のわんちゃんと同じで、ゴロゴロしたり遊んだりしています」「外で見かけた時はレノも集中しているから、『じーっ』と見つめたり、『かっわいい~』と駆け寄ったり、口笛吹いたり、いきなりなでたりしないでね」などをお話しました。ぜひ、みなさんもご理解ください。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」