心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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新しい年が始まりました。昨日と今日は何も変わらないと思うかもしれませんが、日々の食生活や生活習慣の積み重ねが今この時の健康につながっています。
「今年こそ!!」と必要以上に力んでも続かないので、小さなことでも体に良い習慣を続けていきましょう。鍼とお灸もお手伝いいたします。
治療室は今年の4月で満18年になりますが、この通信も17年続いています。今年も皆様の健康つくりに役に立つ情報を発信していきますので是非ご覧ください。
後半に、盲導犬ヴィと猫のふわふわのいる生活「ふわとヴィいつも仲良し その9」が続きます。こちらもお楽しみください。
東洋医学の治療の目的は眠っている力を引き出すことです。医者と患者の関係は「整備士と故障した車」のように思われている方もいると思いますが、病気を治すのは患者さん自身なのだということを東洋の古い医学書は再認識させてくれます。
健康的な生活習慣を取り戻すことにより、眠っていた治る力を目覚めさせるという発想は、2千年も前に編まれた東洋の医学書に見出すことができます。
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太古の人々がなぜ無病で健康だったかについてつぎのように説かれています。
「人々は働きすぎて疲れ切ってしまうことはなく、暴飲暴食を慎み、気がめぐる生活をしていました。欲するものはその人に見合う範囲内なので、すべての望みはかなえられ、食べたものをおいしく思い、自分の衣服を着心地よく思い、習わしを楽しみ、地位の高低をうらやむことのない、純朴な心をみな持っていました。ですから、みだらな邪説や、誘惑に心を奪われることもなく、何が起きても恐れおののくことはありませんでした。これが無病息災への道なのです。だから皆が百歳に達することができて、動作も衰えたところがなかったのです。これが養生の方法を身につけているということであり、これにより病気を免れることができるのです。
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また次のような記載もあります。
「人は大地に生まれ、その命は天(宇宙)につながっています。天の気と地の気が合したものを人と呼びます。人が四季や一日のリズムに順応していれば、天と地は父母のように人を育んでくれます。天と地を巡る気の変化に順応している人は、自然界のリズムを見失うことなく、からだをめぐる気が滞りなく流れて病気になりません。
鍼治療の目的は全身をめぐる気を滞りなく流すことです。そうすれば眠っていた治る力が目覚めるのです。その現れ方は東洋の医学書によれば
「鍼に気が集まり全身にめぐることで初めて治療効果が現れます。その効果は風が雲を吹き払い、曇天から晴天へと一転したような顕著な現れ方です」
奏玲治療室で施術を受けられた後「…視界がクリアになったというか、気持ちもすっきりしました」と多くの方が言われます。そのような方は、自分の治る力を感じてらっしゃるのだと思います。
ご自身で治る力を目覚めさせるためには生活習慣も重要です。バランスの良い食事で気を補い、それを適度な運動で全身にめぐらせ、快適な睡眠で休養を取ること、すなわち養生がとても大切なのです。
私は鍼で「ご自身の治る力に気づいてもらう」お手伝いをしていると思っています。
いつの頃からか年賀状用に干支の被り物を被らされる被害(笑)にあっている我が家のワン&ニャン。
「来年は寅年、ネコ科だからふわちゃんには絶対がんばってもらわないと!」とお母さんは秋ごろから気合が入っていました。しかーし!ふわちゃんはコスプレが嫌いみたい。比較的撮りやすいヴィちゃんのようにはいきません。
「ふわちゃん&ヴィちゃん、そしてお母さん。がんばった、がんばった」というお話です。
今年も楽しい話題をお届けします。
12月に入ると、いつでも撮影できるように「コスプレバッグ」を用意します。その時点でヴィちゃんは興味津々。まずは手ごわいふわちゃんに少しずつ慣れていただきます。おりしもクリスマスシーズンでしたからサンタのマントでも(笑)
「冗談じゃにゃいわね!」サンタ脱走。せっかくですからヴィちゃんに着せて。ヴィちゃんは上手なんだけどねえ。
何とかかぶれても、なかなかお顔を上げてくれません。12月も半ばにさしかかりちょっと焦り始めたころ、【今日はいけそうな感じの日】がついにやってきました。
猫は警戒心が強いので、勘づかれないようにお膝にのせて、「ゴロゴロ…」ご機嫌になったところで、トラさんを被ってもらって、頃合いを見計らって机の上におひとりさまで座っていただいて、
「ふわちゃん、ステキ!上手!!」
と思いっきり持ち上げて、何枚も撮った中の渾身の一枚でありました。
ヴィちゃんは一発合格!
と思うでしょ、それが…。
笑わない…。
ヴィは根がまじめなんでしょうか、きっちりカメラ目線はしてくれるのですが目が真剣。簡単には笑ってくれません。そこで、部屋の中で走ったり、遊んだり、噛まれそうになったり…大騒ぎの末ベストショットが撮れました(やれやれ)。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」