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奏玲治療室が奇数月に発行している新聞です。  2026年1月5日発行

奏玲通信 2026  初春号

鏡犬でございます(笑)
ヴィちゃんは紋付き袴を着ています。

 あけましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。昨日と今日、そして明日…何も変わらないようではあるけれど、その小さな一日一日の積み重ねが1年後、5年後、10年後の人生に影響を与えると思います。

『健康づくりは一日にして成らず』です。

今年も鍼灸で皆様の健康づくりのお手伝いをさせていただきます。 

後半に
3代目盲導犬ヴィと猫のふわふわとちーのいる生活

「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その23」
が続きます。

室長の健康アドバイス
鍼で治しているのではありません。あなたが治しているのです。
 

2026年1月1日
今年も初日の出からスタートしました。
寒い中でも本割太陽の温かさを
感じるんですよ。
 

 自動車をぶつけてしまって凹みや傷ができたときに、そこに包帯や絆創膏をつけても元には戻りません。人が転んでひざを擦りむいたときに包帯や絆創膏をつけておくと徐々に治っていきます。自動車に備わっていないけれど生き物には備わっているもの、それは『自ら治る力』です。   

   ~~~※※※~~~※※※~~~

 明治初期の漢方医和田啓十郎は、病について次のように述べています。
~~もし病毒が人を冒すと、これに対して反応作用を起こして抵抗しようとする。その反応作用は、発熱、喀痰、嘔吐、下痢、化膿、下血などの症状として現れる。そのようなものを疾病と人は呼んでいる。疾病というのは、病毒にに対する自然治癒力(自ら治る力)の反応作用であり、病になるために症状が出るのではなくて、病を癒すために症状が出るのだということを知らなくてはならない~~
(和田啓十郎著『医会之鉄椎(いかいのてっつい)』から意訳して引用)
 痛みや苦しみの峠は健康を呼び戻すために通らなくてはならない道なのです。自ら治る力が十分に備わり、病気と対抗する力が十分であれば、痛みや苦しみの峠越えはそれほど困難なことではありません。

 ~~~※※※~~~※※※~~~

 鍼治療の第一の目的は、痛みを止めることではなくて自ら治る力を高めることです。痛みを止めることを第一目的にしてしまうと、痛みはとりあえず和らいだけれど痛みを引き起こしている根本原因はそのままになってしまったり、あるいは痛みを止めたことで根本原因となっている病気の治癒が遅れてしまうこともあり得ます。痛みは体を守るための重要な警告信号です。たとえば「無痛症」という病気は痛みを感じないためにけがややけどや内臓の病気に気づかずに深刻な状態に悪化してしまうことがあります。「痛み」は生命維持に不可欠な感覚なので、鎮痛薬や麻酔薬で痛みを消すことが必ずしも体に良い結果になるとは限りません。

   ~~~※※※~~~※※※~~~

 竹や柳の枝に雪が降り積もって重くなると、たわんできて雪が滑り落ちます。たわむというのは、人に置き換えれば痛みや苦しみを受けて体を休めている状態です。たわんでいればやがて痛みや苦しみは滑り落ちて、自ら元の状態に戻ります。痛みや苦しみを薬で一時的に薄めてたわまずにいると、ポキンと折れてしまうかもしれません。

 たとえばぎっくり腰の場合、鍼治療の直後は少し痛みが和らぐ程度で「まだ痛いです」とおっしゃる方がほとんどです。私は患者さんに「今の痛みは『安静にしていなさい』という体からのメッセージなので、痛みに逆らわず今夜はゆっくり休んでください。鍼治療で治る力を高めたので、明日になれば痛みはかなり和らぎます」と説明します。

 今年も鍼灸を日々の健康づくりにお役立てください。

 

 

親ばか日記シリーズ第5弾!! 

三代目盲導犬ヴィ7才と
猫のふわふわ20才猫のちー9才のいる生活
  ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その23  

登場わんにゃんはこの方々 

ヴィ7才♂
「お正月は紋付き袴だよね」
ついに買ってしまいました(笑)
似合う似合う!

 

ふわふわ20才♀
「私も二十歳になったから
お振袖お願いね」
二十歳とは思えないキュートな
ふわちゃんです。
 

ちー9才♀
「お姉ちゃんすごいにゃ!
ちーもがんばる」
ちーちゃんだって行けるいける。
 

スマホ&タブレットでご覧の皆さま。
以下の文章はパソコン向けのHPで入力しているため、文章の順番が入れ替わってしまっています。
読みづらくなって申し訳ありませんがご了承ください。

インテルがつないでくれた大切なもの

慰霊式の日にはインテルのユーザーさん
にも会ってお話しすることができました。

ボクのパパだよ

今回の慰霊式に該当するワンちゃんたちの中に「カイ」というゴールデンレトリバーの子がいました。
 たしかヴィちゃんのお父さんも「カイ君」という名前だったような…。

 やっぱりカイ君はヴィちゃんのお父さんでした。カイ君は繁殖犬といって盲導犬のお父さん犬でした。

「ヴィのお父さんお母さんは美男美女なんですよ」とは聞いていましたが、写真のカイ君はほんとにりりしくて男前。会いたかったなあ。

 

 会場ではヴィの訓練を担当してくださった訓練士さんにも久しぶりに会えました。なんだか照れくさそうなヴィちゃんでした。

 これまた偶然にも知人のパピーウォーカー(盲導犬の候補犬を子犬時代家族として預かってくださるボランティアさん)さんにもお会いしました。この子は「エリオ」7ヶ月です。ヴィちゃんもすっかり大先輩です(笑)

 

 インテルもカイパパも天使さんになってしまったけれどヴィと同じ空の下でユーザーさんやボランティアさんと笑いあったり支えあったり、かけがえのない大切な大切な時間を過ごしたんですね。きっとお空でヴィちゃんたちのこと見ていてくれると思います。

 


 

「ちょっと~、あたしたちのこと、どうなったのかしら。」
 

「言いつけてやるにゃ」

今回は紙面の都合上猫のお姉さんたちは登場できずごめんなさい。春号はふわふわちゃんの二十歳のお祝いを書こうかな。

 この子はインテルといいます。2022年まで盲導犬として8年間ユーザーさんに寄り添って活躍してくれました。

 10才ころになると盲導犬は引退の時期を迎えます。引退後は「引退犬ボランティア」さんのお家でかわいがられてのんびり余生を過ごします。インテルの引退後を引き受けてくださったのは、なんとずーっと以前私(ヴィママ)が随分若かったころ(笑)静岡の音楽教室でお世話になった先生ご夫婦でした。
 引退犬ボランティアをされていることは聞いていましたが、お会いする機会はありませんでした。残念なことに昨年の6月にインテルは天使さんになりました。

11月30日に富士宮市にある日本盲導犬総合センター「富士ハーネス」で、この一年間に亡くなった盲導犬の慰霊式がありました。

 そこに先生も参加されると聞いて私たちも行くことにしました。私がお世話になっていたのは50年近く前のこと。久しぶりにお会いして、はるか昔の記憶がよみがえってうれしかったです。
 


 

後ろの写真がヴィのお父さん「カイ」君です。
凛々しいイケメン君です。

「このパンねえ、パパとおそろいなんだよ!」
 

あれまあ、そっくり。

「お兄ちゃんになったねえ」
「えへへ…」

ヴィちゃんもこんなに小さい時代があったんでしょうね。
エリオ、また会いたいね。

このコーナーは「盲導犬の日常を正しく理解してほしいな」という気持ちで書いています。

 SNSで動物に関する投稿を見るのが好きです。盲導犬関連の投稿も結構たくさんあるのですが、「盲導犬って自由がなくてかわいそう」とか「おもちゃで遊んだりできないんでしょ?」のような事実と違う内容も少なくありません。一般の方が盲導犬を見る時は「お仕事モード」(彼らはそんなつもりはないと思いますが)の時なので、普段の様子はなかなかわからないのかもしれませんね。

 我が家にとってヴィちゃんは、お父さんに寄り添って歩いてくれる大切なパートナーであり、家族です。お仕事でない時は、へそ天で寝るし、ボールの追いかけっこもするし、雷が怖いブイちゃんはお父さんのお膝に乗っちゃうし(笑)。

 そんなごくごく普通のワンちゃんであることを知ってほしくて、このコーナーを書いています。

へそ天~♪

お気に入りのボール

「ゴロゴロさんあっち行ってください!」

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