心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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「本物のカキさんも大好きだよ!」
秋号を発行してから早2ヶ月、「カラッとした秋晴れの日」が数えるほどしかないうちに11月です。気候に煽られているような気さえします。まわりを見渡すと木々が赤や黄色に色づいてきました。温暖化の影響で12月ころまで紅葉が楽しめそうですよ。
寒くなる前にお散歩をしましょうか(笑…しつこいようですが)全身運動のお散歩でストレスや運動不足を解消しちゃいましょう。
後半に
3代目盲導犬ヴィと猫のふわふわとちーのいる生活
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その22」
が続きます。
毎日のお散歩でも呼吸を意識して
歩くようにしています。
冷え症の多くは生活習慣病です。運動不足や睡眠不足、偏食やストレスにさらされていたり、昼夜逆転の生活などは自律神経のバランスを乱して体温調節を妨げてしまいます。冷え症の中でも、足腰やお腹は冷えているのに顔や頭は熱くて汗をかいているという「冷えのぼせ」の人が増えているようです。冷えのぼせは50歳代が最も多く、その次に20歳代が多いという報告があります。50歳代は更年期に伴う症状として冷えのぼせが多くなる傾向にあると推測できますが、20歳代の場合は、体を冷やしやすい食生活や下半身を冷やしやすいファッション、そしてスマホやパソコンの長時間使用で脳や目に血液が集まり、下半身の血液循環が減少するなどが原因と思われます。
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昔は「太っ腹・腹が座っている」などと言って、下半身に重点が置かれている人を高く評価していました。でも現代では頭に重点が置かれていて「頭脳明晰・頭が切れる」という人が高く評価されがちなので、健康にとって大切な「頭寒足熱」状態よりも「冷えのぼせ」体質になりやすい社会となっているように思います。
冷えのぼせの人は胸より上がカーッと熱くなって汗が出たり、頭が熱くてボーっとなったり、手のひらや足の裏などにジメジメした汗をかいたり、寝汗をかくことなどが多いので、「自分は暑がりだ」と勘違いしている人はとても多いです。暑がりだと勘違いしてさらに体を冷やしてしまうと冷えのぼせを助長することになります。
冷えのぼせは、頭痛・めまい・耳鳴り・不眠・疲労感・イライラ・動悸・下痢・便秘・生理痛・生理不順・むくみ・こむら返り…など様々な症状を誘発させてしまうことがあります。
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東洋医学では丹田(たんでん)に気を集める「納気」が健康の秘訣とされています。丹田とはヘソの下の方の下腹部のことを言い、ここに気を集めるとお腹や腰が温かくなり生命力が高まると言われています。
日常生活の中で納気を実践するには腹式呼吸がおすすめです。まず、体の中に溜まっている汚れを吐き出すような気持ちで、お腹をへこませながらゆっくり息を吐いていきます。呼吸というのですから吐くほうが先です。口笛を吹くように口をすぼめて息を出していくと、圧がかかり肺がすみずみまで広がって効率的に酸素を取り込むことができます。息を出し切れば吸おうとしなくてもお腹を凹ませた分だけ自然に空気は入ってきます。寝る前とかお散歩のときに「下腹部に気を納めること」を意識して納気を実践していけば、心も体もリラックスできます。
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鍼灸治療は全身の気の流れを整えてお腹の奥にまで気を納めることができるので、自然と頭寒足熱の体質へと変化していきます。
ヴィ7才♂
「お母さんに着せてもらったの」
後ろでふわちゃんが
「ヴィも毎年大変ね」
って言ってるとか…
ふわふわ19才♀
「今年もあたし完璧だわ。」
慣れっこのヴィ&ふわは
一発で撮影完了でした(笑)
ちー9才♀
「また変なのでてきたにゃ!」
ちーちゃんはとりあえず逃げるので
何枚も撮りましたよ
こんな風に止まっていると信号を
判断しているのかと思っちゃいますよね。
段差の合図は「カーブ」。ヴィちゃんは
ギリギリのところで止まってくれます。
「盲導犬と一緒ならどこへでも行けますね」と言われることがあります。
初めての場所に行く場合は盲導犬のユーザーも行き方がわからないので手助けが必要です。鍼の研究会など定期的に同じ場所に行く場合は、家からの経路を訓練士さんと一緒に何回か訓練します。ユーザー自身が電車の降り口や階段、エスカレーターの位置、目的地までの道順等をしっかり頭に叩き込んで初めて盲導犬と一緒に単独で出かけることができるようになります。
次の患者さんが来る前のヴィいちゃん
たいていお父さんのお膝に乗っています。
先日みんなで電車に乗っていた時に、隣り合わせたお母さんと小さな女の子が会話をしていて「盲導犬ってすごく賢いんだよ。信号もわかるんだよ。」って話していたので、「実は信号はわからないんですよ…」とその場をお借りして少し説明しました。「えーっ、そうなんですか?!」と驚かれましたが、実は私たちもユーザーになる前は同じように思っていました。
盲導犬は段差の前や歩道の端で止まるように訓練されています。信号が「赤か青か」の判断はユーザーであるお父さんが車の音を聞いて判断しています。目の前を横切る車が止まっている「感じ」を察知して渡るタイミングを知ります。
交通量の多い交差点やいろんな音が入り乱れている都会だと、渡れるかどうか判断しにくいことも多いです。信号付近でたたずんでいる目の見えない人を見かけたら「信号今青ですよ」と気軽に声をかけていただけると本当に助かります。
階段の前では一歩先で止まってくれるので、階段が上りか下りかわかります。
「段差で止まる」ことができるのはすごいことです。訓練のたまものですね。
ちゃんと止まってくれたので
お父さんに
「ヴィちゃんgood!」
とほめてもらって得意顔です。
路駐の車など障害物は必ず左によけてくれるので、お父さんがぶつかることはありません。
エスカレーターもこの通り
上手に乗れるんですよ。
前足と後ろ足は違う段に
なりますが器用に乗ります。
お兄ちゃん大好き
ボクのカキさん
大事な(フリスビーだった)わっか
甘えん坊さんのヴィちゃんのことはみなさんよくご存じですね。
ふわお姉ちゃん
床暖房を入れ始めたら、ふわちゃんは床に張り付いています。あったかいところはすぐわかるんです。
ちーちゃん
ちーちゃんはドーム型のハウスの上に乗ってつぶしてしまうので、冬の間キャリーケースをハウス代わりに。いざというときにも役立ちそうです。
ふふっ、あったかいわあ。
最近はムートンの上も
マイブーム
せっかくのおうちが…
囲いがあると安心するのでキャリーケースを使うことに。ホットカーペット入りです。
SNSで動物に関する投稿を見るのが好きです。盲導犬関連の投稿も結構たくさんあるのですが、「盲導犬って自由がなくてかわいそう」とか「おもちゃで遊んだりできないんでしょ?」のような事実と違う内容も少なくありません。一般の方が盲導犬を見る時は「お仕事モード」(彼らはそんなつもりはないと思いますが)の時なので、普段の様子はなかなかわからないのかもしれませんね。
我が家にとってヴィちゃんは、お父さんに寄り添って歩いてくれる大切なパートナーであり、家族です。お仕事でない時は、へそ天で寝るし、ボールの追いかけっこもするし、雷が怖いブイちゃんはお父さんのお膝に乗っちゃうし(笑)。
そんなごくごく普通のワンちゃんであることを知ってほしくて、このコーナーを書いています。
へそ天~♪
お気に入りのボール
「ゴロゴロさんあっち行ってください!」
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(2025年11月3日発行)
★室長の健康アドバイス
お腹に気を納める
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「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その22」