心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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若葉色ってやさしくて、柔らかくて、癒されますね。このやさしい緑の時間は本当に短くて、あっという間に濃い緑色に変わります。自然が大きく変化するときは私たちの身体にもそれだけ負荷がかかる時でもあります。
常に養生(ようじょう…いたわってあげる)を忘れずに。鍼とお灸もお手伝いいたします。
後半に盲導犬ヴィと猫のふわふわとちーのいる生活「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その7」が続きます。こちらもお楽しみください。
疲れが取れない・何もしたくない・何となく調子が悪い…。これらの症状は慢性炎症が原因ではないかといわれ始めています。最近の研究では、慢性炎症が抑えられている人ほど長生きで、認知機能も高く、自立した生活を続けている人が多いことが確認されています。
慢性炎症の主な原因は肥満です。肥満者の蓄積された内臓脂肪からは炎症性物質が多量に分泌されていて、これに反応した免疫細胞が過剰に活性化し、炎症が慢性化してしまいます。その結果として「動脈硬化」「心筋梗塞」「糖尿病」「癌」「認知症」などのリスクを増大させることが知られています。 また、腸内細菌が乱れることで、 免疫機能が低下し、慢性炎症を引き起こすともいわれています。慢性炎症を抑えるために、運動不足と暴飲暴食に注意をしましょう。
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でも、75歳以上の人は痩せることにも注意が必要です。痩せることでサルコペニア(筋力減少)やフレイル(虚弱状態)になり、疲れやすくなったり、歩きにくくなったりして運動不足になり、食欲が減退し、老化が早まってしまうことがあります。健康な長寿者には、太りすぎや痩せすぎの人はほとんどいません。
『ちょい太でだいじょうぶ』(集英社文庫)の著者の鎌田實医師は、少し太っている人の方が健康で長生きするという科学的データーを提示しています。
肥満度を示すBMIは BMI=体重㎏÷(身長m×身長m) で算出されます。
日本肥満学会による成人の基準は18.5未満が痩せ、18.5以上25未満が正常域、25以上が肥満とされていますが、鎌田医師は「『大太』になるほどの太りすぎは健康が損なわれる危険度が増すが、男女ともにBMIが25~30の『ちょい太』の人は脳卒中も心筋梗塞も癌も認知症も少なく、長生きしているケースが多い。(中略)肥満だけに捕らわれず、おいしいものを食べてニコニコ生きる『ちょい太』の生き方がいい。と述べています。
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慢性炎症を抑える作用が確認されているのは青魚などに含まれているEPAやDHAなどのオメガ3系脂肪酸ですが、健康長寿者の多くが魚を好んで食べていることが統計上明らかになっています。でも、魚ばかり食べているわけではなくて、健康長寿者は好き嫌いのないこともわかっています。魚でも肉でも良質のたんぱく質を含むバランスの取れた食事で気・血・水を補い、それを適度な運動で全身にめぐらせ、快適な睡眠で十分な休養を取ること、すなわち「養生」をすることが大切です。
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鍼灸治療は全身の気を補い調え、全身すみずみにまで気・血・水をめぐらせ、心と体の緊張を解きほぐして、養生するための手助けをしてくれます。
私たちが青葉台に引っ越したのは2004年の3月です。当時治療室前の桜の木は植え替えられたばかりでひょろひょろでした。
この桜並木が満開の頃、初代盲導犬のレオが我が家に来てくれました。ですから、私たちにとってはとても大切な季節になっています。2代目レノ、そして3代目ヴィとバトンはつながってきましたが、盲導犬ユーザーとしてこの子たちの現役盲導犬生活が「健康で幸せであるように!」という使命を心新たにするときでもあります。
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盲導犬ユーザーと一緒にいられるのはだいたい10才くらいまで。3月末に5才になったヴィといられるのも「あと5年…」と思うとちょっと寂しくなってしまいます。
お誕生日を祝ってヴィちゃんの大好きなカキさんのぬいぐるみを2つもプレゼントしちゃう親ばかパパママです。
毎日が「今が一番ハッピー!」でいこうと思います。
3月31日に2代目盲導犬のレノがひょっこり寄ってくれました。やさしい笑顔のおじいちゃんです。しあわせそうでうれしくなりました。ヴィちゃんはうれしくなりすぎて、家じゅう走り回ってしまい、一緒に並んでお写真を撮ることはかないませんでした(残念)。
レノもちょっとだけお花見をしてくれました。散り始めた桜のピンクのじゅうたん。家にいた時一緒に写真撮ったね。おぼえていてくれたかなあ。6月には13才になるレノちゃん。まだまだ元気でいてね。
ふわちゃんのベットは桜並木に面したところにあるので、この時期はカーテンを開けてあげます。お外をよく見てるんですよ。
ちーちゃんのお部屋は3階で、ベランダの植木鉢のお花が見えているはず。窓を開けてあげると鼻をぴくぴくさせてお外の風を感じるのが大好きです。
療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2024年9月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「認知症への早めの対応」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その15」