心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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治療室前の桜並木がすっかり緑色になりました。この時期の木漏れ日はとても柔らかく感じます。とはいえ、今年はいつもと趣の違う厳しい初夏になっていますが。
部屋を換気するたびに思うのです、「気持ちのいい季節でよかった」と。きれいな空気をいっぱい体に取り込んで地球全体が元気になりますように。
不安や緊張を感じた時に呼吸が速くなり心臓がドキドキして息苦しくなる過呼吸を経験したことがある人は多いと思います。動物は目の前に敵が現れた時に、まず不安や緊張を感じて、その次に逃げたり戦うために体を激しく動かすという本能行動をとります。そのためには酸素をたくさん含んだ血液を全身に送る必要があるため、呼吸がハーハーと速くなり、心臓の拍動もドキドキと激しくなるのです。人にも動物としての本能が残されているので、激しい運動をしていなくても、不安や緊張を感じると呼吸が速くなってドキドキしてしまうのです。
運動をしていないのに呼吸や拍動だけが速くなると、血液中の酸素が増えて二酸化炭素が少なくなり、血液がアルカリ性に傾きます。そのために一時的に血管が収縮したり、細胞が正常に働かなくなったりします。過呼吸が起こると頭がボーっとしたりフラフラしたり、手足がしびれたりするのはこうした理由からです。このような苦しい状態でも、実は肺には十分空気が入っているのですが、「息が吸えない!」と感じてしまい、さらに空気を吸おうとしてしまいます。しかし、それ以上は空気は入らないので、「息が吸えない!」という不安感がさらに高まり、余計に「ハーハー、ドキドキ、フラフラ」が強まる悪循環に陥ってしまうのです。
通常の呼吸は1分間に16回くらいですが、過呼吸の時には30回~60回にもなります。ジョギングなどをすればこのくらいの呼吸の速さは自然ですが、もし、静かな状態で過呼吸になったら「ゆっくり呼吸法」を行いましょう。この方法で1分間に10回程度のゆっくりした呼吸に変えていきます。
★★ゆっくり呼吸法★★
①、椅子の背もたれにもたれてゆったりと座る。
②、5秒間息を止め呼吸を一度落ち着かせる。
③、3秒かけてゆっくり口から息を吐ききる。
④、3秒かけて鼻から空気をゆっくり吸う。
⑤、③と④の呼吸を5分間ほど続ける。これで1セット。
⑥、1日に4セットを目標に練習する。
ポイント ③の時は体の中の汚いものを吐き出すように気持ちで。息を吐きながら「リラックス」と唱えましょう(笑)
~~命の源は「気」~~
体を流れる気は、生まれながらに備わっている先天の気と、空気や食べ物から取り入れる後天の気から構成されています。この二種類の気が調和して潤沢に体をめぐっている人は大病知らずで長生きの傾向があります。きれいな空気を無理なくゆったり取り入れることができれば生命力の充実につながります。私の鍼灸治療はその「気」の流れを促して全身の気の調和をさせることを目的としています。
2020年4月28日
いつもにっこりレノ。
急に何言いだすのよ!びっくりするじゃない。お誕生日はまだずっと先でしょ!
レノが盲導犬としてお父さんのところに来てくれて7年たちました。レノは6月16日で10才になります。
レノは大型犬ですから人間でいえば70歳くらいのおじいちゃんなんですよ。いつもいつも甘えん坊のレノなので【おじいちゃん】なんてちっとも思えないのですが、盲導犬は「目の見えない人を安全に誘導する」というのがお仕事なので、10才ころ引退の時期を迎えます。
引退後のレノの生活については私たち二人だけでなく訓練士さんも含めて数年前からずっと考えてきました。レノは本当にいい子で、社交的で、優しくて、治療室の人気者で。
先代のレオ兄ちゃんのことが大好きで、「レオ&レノぶらざーず」を結成していたころの楽しい思い出は山ほどあります。
「お父さん命」のレノ、「ぼくが一番かわいいんです」のレノ。
そんなレノが一番幸せなのは…。
レノは引退したら、子どものころかわいがってくださったパピーファミリーのお家に里帰りすることになりました。
去年のクリスマスにサンタさんから「でっかいボール」をもらいました。
小学生の患者さんに
大人気なんですよ!
2015年10月、
おそろいのハロウィンのケープを着て募金活動のお手伝い
お父さんのお仕事の合間に甘えちゃうレノ。
治療室でもおなじみ(笑)へそ天レノ。大体普段がこんななので信じていただけないかもしれませんが、レノはかっこいいんですよ。
「りりしい」ってお腹を出して寝ることなんだ。
(違います)
あの…、ふわちゃん、
そこパソコンの上なんですよ。
雨の日も…
黄色のレインコートがトレードマーク
雪の日も…
真剣な眼差し。
エスカレーターも
へっちゃらです。
ACのコマーシャルにも出たんです。
駅のホームで
雨の日だって、雪の日だって、レノはお父さんを確実に誘導してくれています。レノがいてくれるから駅のホームだって安心して歩けています。
ねっ、レノかっこいいでしょ!!
もしかすると夏号(7月)の発行のころにはレノはお引越ししているかも…(涙)そう思うと毎日がカウントダウンの日々でもあって、最近お母さんはレノとお散歩に行くときには三脚までもっていく始末です。
三脚ないと
一緒の写真撮れませんからね
そんなこと急に言われても…
レノ、いなくなっちゃうの?
レノは6月15日(月)に盲導犬を引退します。6月に入り「引退がいよいよ近づいてきちゃった…」という気持ちです。あとしばらくレノと一緒に楽しく過ごします。
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奏玲治療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2025年5月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「気楽に生きましょう」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その19」