心と体を元気にする鍼灸治療室
はりとお灸の奏玲治療室(そうれいちりょうしつ)
〒227-0062 横浜市青葉区青葉台1−32−55
東急田園都市線青葉台駅から徒歩10分
受付時間 | 9:00〜11:15/14:45〜18:45 |
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休診日 | 日・祝日・木(不定期なお休みが入る場合があります) |
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入るまではちょっとめんどくさく思うお風呂ですが、入った後、後悔する人はいないでしょう?
早いもので今年最後の通信となります。考えてみれば今年は年明け早々から新型コロナウィルス感染症の拡大で、いろいろ制約の多かった一年でした。大声を出さない・大人数で会話や会食は控える・音楽の授業でも歌わない…そんな生活で、もしかして「のどの筋力は弱くなっていない?」とちょっと心配になりました。冬号の室長の健康アドバイスでは誤嚥(ごえん)のことを書いています。元気に・安全に年末を過ごしていきましょう。
湯船につかってゆったりリラックスもいいですねえ。
のどの筋力が衰えたり、唾液の量が減ったりして、かんだり飲み込んだりすることがやりにくくなると、食べ物が気管に入る誤嚥が起こりやすくなります。誤嚥による窒息事故は60代以降急激に増加します。誤嚥性肺炎を含めた肺炎での死亡率は、死亡原因の第3位です。誤嚥予防の運動やマッサージで安全においしく食事を楽しみましょう。(今回は室長たくさん登場です)
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★★嚥下オデコ体操★★(→①の写真参照)
写真①のように、おへそを覗き込むようにあごを引き、おでこに手のひらを当てます。のどぼとけ周辺に力を入れながら、手とおでこを5秒間押し合います。(首の前側を意識して力を入れます。
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★★あご持ち上げ体操★★(→②の写真参照)
写真②のように顔を下に向けてできる限りあごを引きます。その姿勢のままあごの下に両手の親指を当てます。あごは下へ、親指は上へと同時に力を入れて、のどぼとけを意識して5秒間押し合います。
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★★唾液腺マッサージ★★(やさしくやることが大切)
唾液腺をやさしくマッサージすることにより、唾液の分泌が促されて口が潤い、誤嚥の予防につながります。唾液腺は口の中に3ヶ所あります。
③耳下腺マッサージ(↓③参照)
耳下腺はあごのえらの裏側にあります。耳たぶの下で、あごの骨と頭の骨の間のくぼんだ所を指で前に向かって回しながら軽く押します。
④舌下腺マッサージ(↓④参照)
舌下腺は舌の付け根にあります。両手の親指を下あごと首の境目付近に当てて舌の付け根方向に軽く押します。
⑤顎下腺マッサージ(↓⑤参照)
顎下腺は下あごの骨の内側にあります。下あごの内側の柔らかい部分を耳の方からあごの先に向かって親指の腹で押し上げるように軽くもみます。
それぞれの音を発声するときは大きく口を開けて、笑顔を忘れずに!
表情筋も鍛えましょう。
「ラ行」は舌を上下にしっかり動かして発声しましょう。
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★★声を出してのどや舌の筋肉を鍛える★★
日本語は口先だけで発音できてしまう音が多いのですが、その中でも「パ」「タ」「カ」「ラ」の音は舌や唇を動かさないと発音できない音です。「パパパパ…」「タタタタ…」などと、1音ずつはっきり大きな声で発声してみましょう。慣れてきたらそれらの音を使って「カエルの歌」や「きらきら星」を歌ってみましょう。
お風呂でやると声が響いていい感じ(笑)カエルの歌は高低差が少ないので初心者向きですが、のどを鍛えたければ「でんでんむし」「きらきら星」でやってみてくださいね。
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食べ物をかみ砕いて飲み込むことは、多種類の筋肉の協調により行われています。水分の多い唾液は副交感神経の働きにより分泌されます。鍼灸治療は、あごやのどの筋肉の緊張をほぐして滑らかな筋肉運動を手助けします。また、自律神経に作用して、交感神経と副交感神経のバランスを調えて、適度な唾液の分泌を促します。
とっても大事な
「マグロさん」「リンゴさん」
「柿さん」
治療室でもお馴染み、ぬいぐるみやおもちゃが大好きなヴィくんですが、一日中お気に入りを「とっかえひっかえ」くわえているので、すぐよだれでぐしゅぐしゅに…。
2、3日すると、何んとなく「生臭く」なるんです。
そこで!!
夜ヴィちゃんが寝たところを見計らって
ダッシュで洗濯→しっかり脱水→除湿機の上に干す を繰り返す日々です。
でも…
朝のお散歩の時間が早すぎて(朝4:20スタート)ヴィちゃんが起きてくる時間にはまだ乾いていないんです!!さあ、大変。
下の写真をご覧くださいね。あっちこっち探し回って見つけた時の絶望した様子は、ちょっとかわいそうでもあり、おもしろくもあり…。
いつも新鮮!ヴィちゃんのぬいぐるみ(チャンチャン)
猫のふわふわちゃんとヴィくんも慣れてきたとはいえ、ヴィくんとしてはふわちゃんに対していろいろ興味は尽きません。例えば、「ちょっと残ったふわちゃんのごはん」とか(笑)食べたくてしょうがない。まずはふわちゃんのハウスがあるお部屋にゲートを設置しました。
「ごはん残ってますよ~。」
「猫は犬みたいに一気食いはしないの!
ったく…」
ふわ様のお城「ピンクハウス」
奏玲通信の印刷はさせてくれます。
14歳のふわちゃんはヴィくんよりもずっとずっと寝ている時間が長いので、安眠の場も邪魔されては大変です。あちこちに「安全なベット」を設置。
プリンタ―の上は以前からふわちゃんのお気に入りで、寝てらっしゃるときにはコピーはできません。
ヴィくんはお子ちゃまなので、突然大きなマグロを振り回したりして、ふわちゃんにとっては危険がいっぱい。でも、猫の行動範囲は平行移動だけでなく、華麗に上下移動もこなします。
キャットタワーの「うろ」にいるとヴィくんは気が付かないみたい。
なんだかんだうまくやり過ごすふわふわちゃんなのでした。
相性が悪いわけでもないらしい…。
乞うご期待!
冬恒例、窓辺のひなたぼっこが始まりましたよ。
新シリーズの
「ふわとヴィ(きっと)いつも仲良し」の「きっと」がなくなる日が楽しみです。
お気軽にお問合せください。
奏玲治療室では奇数月に『奏玲通信通信』を発行しています。室長による健康アドバイスなど人気の新聞です。
(2025年3月1日発行)
★室長の健康アドバイス
「名もない草も実をつける いのちいっぱいに自分の花を咲かせて(相田みつを)」
思いっきり親ばか日記
新シリーズ
「ふわ&ちー&ヴィ(きっと)み~んな仲良し その18」